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2013.12.05 (Thu)

襲(かさね)の色目

襲(かさね)の色目

今日は、すこしお勉強♪

皆様、「襲(かさね)の色目(いろめ)」というのをご存知でしょうか?

簡単にご説明いたしますと、
昔、平安朝の人々は、十二単のような、何枚もの衣裳を重ねていました。
(そうです、百人一首の絵を思い出して下さい)
131205-1.jpg

その襟元や裾などに現れる重ねた装束に
四季の自然を映そうと配色を楽しみました。
また、生地が重なった透け感までも計算しているんです。ヽ(゚Д゚;)ノ!!
その配色を「襲の色目」といいます。

日本人なら一度は見たことのある落ち着いた色合いです。

昔から、日本の四季や草木の彩りを
宮中に暮らす人たちの衣裳や調度品に取り入れており、
その繊細さが日本の文化を生み出しているんでいるんでしょうね。

襲の色目」は用いる個人によってかわりますが、
十二単などの色合いを元に、人形細工の着物などに使うと
色合わせに迷いません。
性別、年齢、春夏秋冬などによって色が決まっております。
例えば、春で桜というと・・・
▼下記写真 表地が白、裏地がピンクなどです。
131205-3.jpg
透けるのもまた計算されているんです!
これ、ちょっと便利です。♪⌒ヽ(*゚ω゚)ノ ヤッターッ!!
組合せにまよったら、ネットで探してみてください。
沢山検索されますよ。

和一では、ちりめん無地を取り揃えたカットクロスセットがございます。
襲の色目をちょっと勉強したので、このセットで、
着物なんかいかがですか?
131205-2.jpg
Z018A ちりめん無地20色セット 式部(しきぶ)
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